2021年 10月9日・10日―学習内容
スピリチュアリズム・インフォメーション
「イエスの幽界降臨」と、クリスチャンの地縛霊の救済
――2021年から始まった、幽界における“大宗教革命”
学習のポイント
2021年、「イエスの幽界降臨」が実現!
8月と10月に、スピリチュアリズム普及会のホームページ・インフォメーションのコーナーに、地縛霊の救済に関する記事がアップされました。「霊界で今、こんなことが起こっているのか!」と、多くの方が驚いたことと思います。
スピリチュアリズムは、イエス主導による地球人類救済計画です。イエスが目指している「人類救済」とは、地上世界の人間の救いだけではありません。かつて地上で生活し、今、霊界下層(幽界)で地縛霊となって苦しんでいる霊たちも救いの対象となっています。スピリチュアリズムが救済しようとしているのは、私たち地上世界の人間だけでなく、霊界下層で苦しんでいる地縛霊も含まれています。
人類救済計画の総指揮官であるイエスは、地上に誕生してから今日まで、一時も休むことなく人類の救いのために全力で働いてくださっています。イエスの働きかけは、そのままスピリチュアリズムの歴史になっています。
イエスが地上に誕生したのは紀元前7年です。イエスは30歳頃から地上で伝道を始め、そのわずか2~3年後に死を迎えることになってしまいました。イエスの誕生が紀元前7年ですから、イエスが伝道を始めたのは紀元23年頃です。そして、地上を去ったのは紀元25~26年頃ということになります。イエスは死後、3日後に“復活”し、生前の姿で弟子たちの前に現われました。そして復活して40日後に、イエスは“昇天”しました。聖書に記されているのはここまでです。
これ以降のイエスの歩みは、スピリチュアリズムによって明らかにされています。イエスは、他界して40日間、幽界に滞在しました。イエスの“復活”は、幽界にいるイエスが生前の姿を取って出現した物質化現象です。イエスは40日間、幽界に留まり、その後、地上圏霊界を素通りして、直接、脱・地上圏霊界(宇宙圏霊界)に入りました。
イエスが地上に誕生したのは、「人類を救う」という使命を果たすためでした。しかし、伝道をはじめてわずか2、3年で死を迎え、イエスの人類救済計画は頓挫してしまいました。霊界へ行ったイエスは、死後、直ちに、中断してしまった人類救済活動の再開に向けてさまざまな準備を始めました。
1848年のフォックス家事件を皮切りにスピリチュアリズムの地上展開が開始されます。イエスは1848年まで、霊界にいる高級霊たちに働きかけて、人類救済の準備を進めていきました。イエスが地上を去り、フォックス家事件が起こされるまでの1800年間は、イエスが霊界で人類救済の準備に徹する時代でした。その間は、地上には例外的にほんのわずか霊的光が届くだけで、ほとんど光が届くことはありませんでした。1800年間という霊界での長い準備期間を経て、イエスの人類救済計画は、地上で「スピリチュアリズム」として展開することになりました。
その後、多くの霊界通信が降ろされました。その最高峰として霊界から送られてきたのが『シルバーバーチの霊訓』です。『シルバーバーチの霊訓』は、イエスの教えや霊的真理を地上人に正しく伝えるために、イエスが準備したものだったのです。
そして、イエスが地上で伝道を始めてから2000年後の2021年、霊界サイドと地上サイドの条件が整い、「イエスの幽界降臨」という歴史的な出来事が実現しました。イエス自身が霊体をまとって幽界に赴き、地縛霊の前に姿を現したのです。それは、イエス自らが先頭に立って、幽界にいる無数の地縛霊の救済に乗り出したということです。「イエスの幽界降臨」は、すべての霊たちにとって思いもよらない出来事でした。
「イエスの幽界降臨」によって、それまで間違った宗教の教義に縛られていた霊たちが次々に解放され、スピリチュアリズムという霊界の唯一の宗教に改宗しています。今、幽界で大宗教革命が起こっているのです。そしてその大革命は、いずれ地上にも波及していきます。
これから、地上の間違った宗教は徐々に消滅し、スピリチュアリズムへと置き換わっていくようになります。同時に、『シルバーバーチの霊訓』がイエスの教え・真のバイブルとして、世界中に広まっていくようになります。私たちスピリチュアリストの役目は、イエスの願いを実現するために、霊界の道具となって精いっぱい働いていくことです。イエス率いる大霊団の一員として、億万の高級霊とともに、スピリチュアリズム普及のために全力を尽くしていきましょう。