2022年 4月 9日・10日―学習内容
スピリチュアリズムの全体像の講義発表 2回目
学習のポイント
スピリチュアリズムの全体像は、人類救済計画の青写真
先月に続き、「スピリチュアリズムの全体像」を皆さんが講義する、というアウトプットの学習を行いました。2回に分けて行った講義発表では、皆さんが精いっぱい練習した成果が伝わってきました。どの方の発表からも、真理普及への熱意と意欲が感じられ、「ともに頑張ろう!」という思いが湧き上がってきました。
最近、読書会への参加を希望される方が増えてきました。読書会への参加を申し込んでくる方の中には、「シルバーバーチを読んで10年、20年になります」という方もいます。しかし、『シルバーバーチの霊訓』を読んで感動はしたものの、そこで止まったままという人も多いのが実情です。
参加を希望される方に、「スピリチュアリズムとは、どのようなものだと思いますか?」と質問すると、ほとんどの人が答えることができません。「何か、実践していることはありますか?」と聞くと、少し理解が進んでいる方は、「利他愛の実践をしようと思います」とか、「道具として働きたいと思います」と言います。
しかし、利他愛の実践の具体的なことや、どうすれば、道具として働くことができるのか、という肝心なことになると、なかなか答えが出てきません。『シルバーバーチの霊訓』を何年読み続けても、残念ながら、自分なりの理解では、その先に進むことができないのです。
皆さんも2つの全体像を学んで初めて、「スピリチュアリズムとは、こういうものだったのか」とはっきり理解できたのではないでしょうか。正直なところ、『シルバーバーチの霊訓』を自分なりに読んでいたのでは、スピリチュアリズムの全体は、分からないということです。
全体像のビデオ作成の背後には、霊界からの導きがあったと言えます。「神の願いである“霊的同胞世界”を実現するために、霊界総出で大計画が進められていることを地上人に知ってほしい」「人類救済計画の青写真を地上人に示し、一人でも多くの時期のきたスピリチュアリストに、霊界と一緒に働いてほしい」、そうした、イエスの願いが、全体像には込められているのです。
全体像を理解したうえで、『シルバーバーチの霊訓』を読むと、今までとは違った深い読み方ができるようになります。シルバーバーチの言葉が、いっそう心に迫ってくるようになります。イエス率いる霊界の大軍団の一員として働く者なら、スピリチュアリズムの全体像をしっかり理解していなければなりません。私たちが、真理を正しく、深く理解すればするほど、霊界との結びつきが強くなり、道具としての精度も上がっていくということです。
イエスが地上に再臨したことで、霊界からの働きかけは、ますます強力なものになっていきます。そして、2つの全体像で示された通り、地上世界の大改革が進められていきます。皆さんは今、人類史上、始まって以来の霊的新時代の幕開けのときに、真理普及の最前線に立っているということなのです。