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2023年 6月 10日・11日 ― 学習内容

3人の英国スピリチュアリストからのメッセージ
(インフォメーション48号より)

学習のポイント
 霊的真理を手にした者の責任

今回は、インフォメーション48号の最後にあった「3人の先輩スピリチュアリストからのメッセージ」を読んでいきました。3人というのは、ハンネン・スワッファー、A.W.オースティン、バーノン・ムーアです。3人とも、『シルバーバーチの霊訓』に何度も登場し、私たちにも馴染みのある人たちです。地上時代、『シルバーバーチの霊訓』の普及に努めてきた彼らは今、どのような思いでいるのか…、皆さんが、彼らのメッセージを興味深く読んだことと思います。

1人目は、ハンネン・スワッファーです。彼は地上時代、シルバーバーチからの通信の素晴らしさをいち早く感じ取り、“ハンネン・スワッファー・ホームサークル”として30年間、自宅でシルバーバーチの交霊会を開催しました。そして、ジャーナリストとしての知名度を活かして、世界中に『シルバーバーチの霊訓』を広めました。彼は死後、「『シルバーバーチの霊訓』の普及に尽力したことは評価された」と述べています。しかし「一番問われるのは、自分自身が真理にそって信仰の歩みをしてきたかということです」と言っています。

スワッファーを始め当時の交霊会の参加者たちは、シルバーバーチが伝えてくれた霊的知識を「新しい思想」として広めようとしました。しかし、スピリチュアリズムを「思想運動」にとどめてはいけなかったのです。スピリチュアリズムを信仰レベルへと引き上げ、従来の宗教とは全く異なる、超宗教へと押し上げる努力をしなければならなかったのです。 それは、スワッファーだけでなく霊媒のバーバネルも同じでした。彼らは死後、自分たちが、与えられていた役目の一部しか果たせていなかったことを知り、大きな後悔をすることになってしまったのです。

2人目のA.W.オースティンは、「シルバーバーチの教え」を編集した人です。オースティンは、膨大なシルバーバーチの通信を的確なテーマにそって整理し、スピリチュアリズム運動の全体を正しく理解できるように編集しました。「シルバーバーチの教え」の編集から、オースティンの優れた霊性と知性が感じられます。彼は「スピリチュアリストと呼べる者は、真理の重要性を深く理解し、霊的に救われるには何をすればよいのかを知り、それを実践する人のことです。『シルバーバーチの霊訓』をバイブルにして生きる人のことなのです」と言っています。

オースティンは死後、イエスは、英国スピリチュアリストたちが真っ先に『シルバーバーチの霊訓』をバイブルとして信仰実践に励むことを期待していた、ということを知りました。英国のスピリチュアリストたちは、当時も今も、心霊現象や交霊会を中心としていて、真理の実践へと意識が向いていません。彼は、自分たちができなかった思想体系を普及会が確立し、イエスの計画通り、『シルバーバーチの霊訓』を実践の手引きとして信仰生活を送っていることを心から喜んでいます。スピリチュアリズムは、単なる知識ではなく信仰の歩みであり、霊的成長の道であることを英国・米国のスピリチュアリストに知ってほしいと願い、霊界から働きかけているのです。

3人目はバーノン・ムーアです。ムーアは、スピリチュアリストになる前はキリスト教の牧師でした。そのため彼は、地上時代からスピリチュアリズムを“信仰”ととらえていました。スワッファーやオースティンは、スピリチュアリズムを新しい思想・知識としてとらえていましたので、この点で、ムーアは大きく異なります。ムーアは、「日々の祈りなどを通して、信仰生活をできるだけ維持しようと努めてきたつもりです。それは死後、実りました。霊界は、シルバーバーチが説く内容と、全く同じ世界だったからです」と述べています。そして死後、地上で改宗できたことの喜びを何度もかみしめたと言っています。

地上において間違った宗教の牢獄から解放され、スピリチュアリズムに基づく正しい信仰生活を送れることほど大きな喜びはありません。それこそが“救い”です。そして、その救いの実感は、霊界へ行ってから地上の何十倍もの喜びとして返ってくるのです。ムーアは、今スピリチュアリストと自覚している人に対して、「これ(『シルバーバーチの霊訓』)を悪用した者の罪は大変重いということをよくよく心に刻んで、真理に基づく信仰生活を送っていただきたい」と忠告してくれています。

3人のスピリチュアリストが共通して述べていることは、霊的真理を実践することの重要性です。先輩スピリチュアリストたちは、『シルバーバーチの霊訓』という最高の霊界通信を受け取り、文字にして残してくれました。私たちは、人類にとって最高の霊的宝を受け継いだ者として、真理を正しく理解し、それを実践していかなければなりません。霊的真理を真っ先に手にした者には、スピリチュアリズムが真の信仰の歩みであることの手本を示す使命があるのです。

自分を真理にそわせる努力を重ね、弱い自分と闘いながら高い世界を目指して歩み続けていくことの大切さ、地上的な損得を超え、ただひたすら、神のため、イエスのために犠牲をいとわず生きることの素晴らしさを、身を持って世の人々に示していきましょう。イエスとともに、霊の光でこの世を照らす本物の信仰者を目指して歩んでいきましょう。


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