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2024年 3月 10日 ― 学習内容

スピリチュアリズムの思想体系〔Ⅱ〕神観・摂理観・霊的世界観

学習のポイント
 「水平軸」にそって霊的真理を体系化したスピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]

昨年の11月と先月は、スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]を学びました。今月から思想体系[Ⅱ]の学習に入りました。思想体系[Ⅱ]は、私たちを取り巻く3つの世界に焦点を絞って霊的真理を体系化しています。3つの世界というのは、「神」「霊界」「地上世界」です。私たち人間は、「神的世界」「霊的世界」、そして「地上世界」という3つの世界に囲まれて存在しています。今回は、神についての真理(神観)・霊界についての真理(霊的世界観)を学習しました。

思想体系[Ⅱ]の最初のテーマは、「神について(神観)」です。太古から人間が存在するところには、必ず宗教がありました。地上に存在する大半の宗教が、神を信仰の対象として崇拝し、祈りを捧げてきました。しかし、これまで地上には、正しい神への認識がなかったため、いずれの宗教も間違った神信仰と間違った祈りをしてきました。シルバーバーチによって人類史上、初めて「真実の神の姿」が明らかにされ、正しい信仰と祈りが可能になったのです。

シルバーバーチによって明らかにされた真実の神を整理すると、5つのポイントにまとめることができます。その5つのポイントが、「正しい神の定義」ということです。
以下が、5つの神の定義です。
①創造主としての神
②大霊としての神
③愛の始原としての神(愛なる神)
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神

「真実の神」とは、この5つの定義をすべて含んだ存在です。5つの神の定義を合わせて1つにした存在が、「真実の神」ということです。地上人はこれまで、自分たちが考え出した神を崇拝し、その神に必死に祈りを捧げてきました。しかし霊的に見るとそれは、全く的外れな努力にすぎませんでした。

地球人類が救済されるためには、何よりもまず神に対する正しい理解が必要です。そのためにイエスは、スピリチュアリズム運動を興し、地球人類救済計画を進めることを決意しました。そして、『シルバーバーチの霊訓』によって地上に霊的真理をもたらし、真実の神の姿を示したのです。イエスが地上再臨を果たして以降、『シルバーバーチの霊訓』はイエスの教えであるということが明確に示されました。イエスは、地上人に正しい宗教がどのようなものであるかを教え、「真実の神の姿」を示し、地上人類に真の救いを得てほしいと願ったのです。シルバーバーチが伝えてくれた「神観」には、「地上人類を救いたい!」というイエスの深い愛の思いが込められているのです。

地上人は今、人類史上、初めて「正しい神観」を土台とした信仰へと歩みを進める時代を迎えました。それは、従来の間違った宗教をすべてなくし、スピリチュアリズムに一元化していく、という大宗教革命の幕開けを意味しています。私たちは、イエスから真っ先に、親なる神の姿を教えていただきました。これまでの間違った神観を払拭し、人々に正しい神観を伝えていくのが、私たちの役目です。神の子供として、できるかぎりの親孝行をしていきましょう。霊的同胞の救いのために、全力を尽くしてまいりましょう。

参加者の感想

東京品川会場 →


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