2025年 4月 13日 ― 学習内容
イエスの地球人類救済計画と、地上再臨の真実
キリスト教の歴史
今回は、2月に学習した内容の復習として、読書会メンバー3名がリレー形式で講義を行いました。3名とも傘下の読書会を主催していますが、今回のように東京の読書会で講義をするのは初めてです。事前に練習を重ねた成果が発揮され、霊界の応援のなか、参加者の魂に響く講義になりました。講義をした3名も、それを聞いた参加者も、大きな感動に包まれました。そして、「イエスの地球人類救済計画と、地上再臨の真実」について、さらに理解を深めることができました。
地球人類救済というイエスの大計画は、地上の間違った宗教を一掃し、人類が神の教えに基づいて地上人生を送ることを目標に進められています。地上には、無数の宗教がありますが、その中でも人類に大きな影響を与え続けてきたのが、キリスト教です。先回もお話しましたが、ほとんどの人が、キリスト教はイエスが起こした宗教であり、聖書にはイエスの教えが記されている、と信じています。しかし、それは事実ではありません。聖書に記されているイエスの行いや言葉は、そのほとんどが後世の人間によって書かれたものであることが明らかになっています。さらに驚くことに、キリスト教の教義は、イエスが示したものではなく、イエスの死後、弟子たちによってまとめられたものなのです。/
キリスト教の間違った教義の上で展開してきた教えの1つが“イエスの再臨信仰”です。死後、復活したイエスは、40日後に天に昇っていきました。そのとき天使によって、「イエスは再び戻ってくる」という再臨の予告がなされました。初期のキリスト教徒は、この言葉の通り、イエスはすぐに戻ってくると思い、その日が来るのを期待して待っていました。イエスが再臨する時、地上に“神の国”が出現し、クリスチャンはそこで永遠に幸福な生活を送るようになる、と信じていたのです。
しかし、いつまで経ってもイエスの再臨は実現しませんでした。そこでキリスト教会は、イエスの再臨についての考え方を変更することにしたのです。イエスの再臨によって地上に出現することになる“神の国”の概念を、死後の世界の“天国”に変えてしまいました。「キリスト教に忠実な信者は、死後、最後の審判を経て、天国で幸福な生活を送るようになる」――このようにすり替えてしまったのです。そして、これがキリスト教正統派の教義になりました。 (*キリスト教の他界観の形成については、インフォメーション50号を参照してください)
これに限らず、キリスト教の教義は、後世の人間が、自分たちに都合のいいようにつくったものなのです。2000年間、神の摂理から外れた間違った教えが人々の魂を縛り付け、死後、幽界で地獄の苦しみをもたらすことになりました。イエスは、イエスを信じ、イエスのために人生のすべてを捧げてきたクリスチャンたちが暗黒の地獄で苦しむ姿を見続け、どれほど心を痛めてきたことでしょう。
キリスト教を始めとする間違った宗教から人々を救うために、イエスは今、大宗教革命を起こしました。そして、真っ先にキリスト教の教義の間違いを明確にし、イエスの真実の教えを示し、時期のきた人間を次々に真実の救いの道へと導こうとしています。
スピリチュアリズムを通してイエスの教え・神の真理を手にすることができた私たちは、イエスの願いの成就のために、道具となって働いていくことが求められています。
地球人類救済という大目標に向けて一歩でも前進できるよう、真理普及に全力を尽くしていきましょう。イエス率いる大霊団の一員としての自覚を持って、どこまでもイエスに付き従ってまいりましょう。