2024年 10月 13日 ― 学習内容
イエスの地球人類救済計画と、地上再臨の真実
昨年の11月から今年の6月まで、スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]から[Ⅲ]を、通して学んできました。『シルバーバーチの霊訓』で示された霊的真理を体系的に学ぶことで、真理の全体が掴めるようになりました。そして、人間観や死生観、神観など、それぞれのテーマがつながりを持って頭の中に納まり、これまで以上に理解を深めることができました。
私たちの役目は、一人でも多くの時期のきた人に霊的真理を伝えていくことですから、真理を深く正しく理解する努力は欠かすことはできません。霊的真理の伝道者として歩む私たちには、もう1つ、伝えていかなければならない重要なことがあります。それは、「イエスの地上再臨」の事実です。『シルバーバーチの霊訓』の中には、イエスに関する驚くような内容がいくつも語られています。しかし、イエスが地上に再臨したことによって、イエスの真実の姿がさらに明らかになりました。
2千年前にイエスは、地球人類を救済するために地上に誕生しました。しかし、当時の人々の霊的無知から無念の死を迎えることになってしまったのです。イエスは死後、直ちに霊界で人類救済計画を練り直し、地上再臨の準備に取りかかりました。1848年に起こったフォックス家事件は、スピリチュアリズム運動の出発点として知られています。しかし、その本当の意味は「1800年にわたる霊界での長い準備期間が終了し、イエスの霊的影響力が地上に及ぶようになった」ということです。1848年、霊界サイドの準備が整い、イエスの人類救済計画が“スピリチュアリズム運動”として地上で展開するようになったのです。
それからいくつかの段階を経て、『シルバーバーチの霊訓』が地上に降ろされました。『シルバーバーチの霊訓』は、シルバーバーチ霊を通して伝えられた“イエスの教え”です。イエスは地上へ再臨する前に、自身の教えを地上人に伝え、真理による救いを示すために『シルバーバーチの霊訓』を降ろしたのです。
そしてイエスは、1980年頃から地上再臨の受け皿づくりのためにスピリチュアリズム普及会への働きかけを開始しました。霊界と地上の準備が整い、イエスは長年の神との約束を果たすために、地上に降臨する決断を下したのです。イエスの地上再臨は、これまでの常識では考えれない、高級霊たちも驚くような出来事でした。2千年の間、失敗と挫折を味わい、試行錯誤の歩みを続けてきたイエスにとって、2021年に地上再臨を実現させたことは、言葉に言い尽くせないほどの喜びだったのです。
地上再臨を機に、イエスは直接、地上世界に働きかけることができるようになりました。自ら先頭に立って、人類救済計画を推し進めることができるようになったです。イエスの地上再臨によって地球は、霊的新時代を迎えることになったのです。
「イエスの地上再臨」は、目で見て確認できるようなことではありません。そのため、物質的視点しか持っていない地上人には、夢のような話です。ほとんどの人は、すぐにはそれを認めることはできないでしょう。しかし、間違いなく、2021年に「イエスの地上再臨」は実現したのです。
私たちは、人類史上、最大の出来事をいち早く知った最も幸運な地上人です。知っただけでなく、現実にイエスの地上再臨に立ち会うことができました。イエスのメッセージを聞き、魂が打ち震え、「イエスの部下として働きたい!」「イエスの願いのために力を尽くしたい!」と心の底から願うようになりました。
真っ先にイエスと出会うという最高の恩恵に浴することができた私たちは、イエスの2千年間の苦労と犠牲を決して無にすることのないよう、イエスの大計画を地上サイドから支えていかなければなりません。人生をかけて、「イエスの教え」(『シルバーバーチの霊訓』)と「イエス再臨」の事実を、世界中の人々に伝えていかなければならないのです。
(※「イエスの地上再臨」については、インフォメーションNo.41とNo.47をお読みください)