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2018年6月16日・17日―感想

スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]の概要と、「神観」

参加者の感想

東京会場

神は「父」や「イエス」や「聖霊」ではないことがよく分かりました。神は、すべてを創造されましたが、創造しっぱなしで子供をほったらかしにしているのではなく、子供がどこに向かって成長していくべきかを示し、サポートしてくれています。すべての子供の真の成長を願って「摂理」を造ったのだということを学びました。神という存在の偉大さあらためて感じました。とても重要なことを学ばせていただきました。(40代・男性)

霊界では当たり前に感じることができる「神」ですが、肉体によって霊的感性が鈍らされている地上人には「神」を感じることはできません。正しい神観を知ることは、地上人生をどう生きるか、そして死後の生活にも影響するほど重要な内容です。正しい地上人生を送ることができるように努力するとともに、一人でも多くの人に正しい神観を伝えていきたいと思います。(20代・男性)

神がいかに私たち人間を愛してくださっているか、いかに霊的成長を願っているかを理解することができました。神がご自分の一部である「霊」を私たちに授け、機械的な厳格さをもった摂理を通して、すべての人間を完全平等・完全公平に扱っているということを理解することができました。真理を手にした私たちは、神の深い愛のもとに真理普及に努めていかなくてはならないと思いました。(40代・男性)

スピリチュアリズムと出会ってから、神観について学んだり日々の生活の中で思いを巡らせたりしましたが、神の存在を十分に実感することはできませんでした。それも当然のことで、肉体を持った私たち地上人には、霊界人ほどリアルに神を感じることは難しくなっています。しかし、今日の学びを通して、神について理解することができました。シルバーバーチの教えから基本的な神観をしっかり整理し、日々の生活の中で摂理にそった信仰実践をしていくことで、少しずつ神を身近に感じることができるようになりたいです。間違った神観を持って必死に祈りを続けている人々に正しい神観を伝えるために、霊界の道具として歩んでいきたいと思います。(30代・男性)

これまで地上人は「摂理としての神」を知らなかったために、間違った信仰をしてきたことがよく分かりました。従来の宗教が説く「神と人間の直接的な関係」ではなく、神は摂理を介して人間と関わり、私たちは摂理に従うことで真の幸福に至ることができるということも理解することができました。地上の大半の人が知らない正しい神観を、もっと深く理解し、摂理にそった生き方の手本となれるように歩んでいこうと思いました。(40代・女性)

スピリチュアリズムの神観が人間の知性で考えられたものではなく、霊界からもたらされたものであることを、あらためて実感することができました。「摂理の神」という神観は、人類を霊的無知から解放してくれるものだと感じました。人間(自分)を造ってくださった神のイメージに少しでも近づけるように、利他性と利己性のバランスをとり、霊優位の努力を続け、霊的成長をしていきたいと思いました。(60代・女性)

「神観」については、これまでの人生でいくつかの宗教の教えを信仰し、常に根本的な真理として追究してきました。信仰実践として、祈りを捧げる神をどのようにとらえるか、ということは重要なテーマでした。シルバーバーチの神観は、従来のキリスト教の神観では解決できなかったこと―「なぜ神は地上人類の不幸を見て、何もなさらないのか?」という問いに明確な答えを提供するものでした。深遠な「摂理の神」の思想は、神の摂理をただ冷たい機械的なものとして捉えるのではなく、霊的成長を通してわが子の幸福を願う究極の親の愛である、と理解してはじめて納得できるものです。
人間は自らの人生の中で生じる試練や、子供を育てること、人を愛することを通して、親としての無償の愛の本質を学んでいくのだと思います。
定義として整理する中で、本質は神の愛であり、人間が霊的成長をしながら神に近づいていくという過程の中で、その愛を実感していくのではないかと感じました。(60代・男性)

埼玉会場

「神観」という大きなデーマを学習し、人間にとって神とはどのような存在なのか、正しく理解することができました。地上人類が真実の神の姿を正しく理解し、摂理にそった生き方を心がければ、地上世界はいつか地上天国になるのだと確信しました。一日でも早くこの神観が地上に行きわたるように願いながら、スピリチュアリズム普及に携わっていきたいと思います。(30代・女性)

「神観」について学び、スピリチュアリズムに出会えて本当によかったと思いました。以前の自分の神観は、ご利益信仰そのものでした。摂理によって起こされていることに一喜一憂して、地上的な幸せを求めていました。スピリチュアリズムを知ったとき、苦難は自分の成長のためであり、決して悪いものではないことが分かりました。神はこのような形で愛を与えてくださっており、神に一歩一歩近づいていくのだと素直に思うようになりました。私たちは、日常生活の中で正しい信仰実践の手本となっていくことが必要だと思いました。(40代・女性)

大きなテーマで、とても一言で感想を言うことができないと思いました。神は人間を創造してくださったということは、自分が産んだ子供を決して忘れたり見放したりしない、ということです。また人間も、親である神を絶対に忘れません。それを思うと、どんなに苦しいことも乗り越えていけると思いました。(50代・女性)

神は、全宇宙・全霊界のすべてに通じ、そのすべてを摂理によって支配し、維持しています。完全平等・完全公平な摂理は人間の目には冷たく機械的に映ります。しかし、その摂理の背後には温かい神の愛が存在します。神観を完全に理解することは困難ですが、神の摂理に基づいて信仰実践をしながら、さらに深い真理の学びをしていきたいと思います。(60代・女性)

今日は神の愛をたくさん感じることができました。神はすべての人間を愛の思いから造り、すべてのものが愛の絆で結ばれています。人間の霊的成長を願い摂理を造られたこと、そして摂理はすべての人間に平等・公平であることが分かりました。どんなときも摂理が働いていることを忘れず、生活していきたいと思いました。(60代・女性)

人類はこれまで、神を求めつつも、神を知ることができませんでした。宗教に入信し、熱心に神を求めても、いつまでたっても真実の神に至ることができず、常に漠然とした神をイメージすることしかできなかったのです。そのため、人生上の大きな困難や試練に立たされると、時間とともに信仰心がゆらぎ、神の存在を疑い信仰を貫くことができない人も多くいました。私たちは幸いにも、地上に居ながらにして真実の神の姿を知ることができました。本当に恵まれていると強く実感します。また、シルバーバーチが明らかにしてくれた「摂理の神」の中に親としての神の愛がたくさん詰まっていることを強く感じます。今後、人生をかけて神に近づく努力をしていきたい。一人でも多くの人が、神との親子関係を取り戻せるよう、真実の神の姿を人々に伝えられるようにしたいという思いがあふれてきました。(50代・女性)


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